「どうもはじめまして~! 水野凛で~す。 今日は私のためにありがとうございますっ。 精一杯自己紹介しますので、よろしくお願いしますねっ」
「さぁ、今日は凛ちゃんの紹介……アレ? 確か前回やったような……」
「残念ですが凛様、凛様は前回出番が終了しております」
「そうだよ凛ちゃん。今回は私の出番だからね!」
「う、うぅっ……! がっくし」
「おおっ、ついに希望ちゃんの出番か! ここまで長かったなぁ」
「ほんとだね。体験版の、それも序盤から出てるのに、凛ちゃんより後に回されちゃってたなんて。ちょっとショックかも」
「まぁまぁ。ほら、凛ちゃんは色々前面に出てくるキャラだし。
希望ちゃんには希望ちゃんで、良いところが沢山あると思うから」
「それじゃあ、それを伝えるためにも、早速私の紹介をお願いしようかな」
「今日は希望ちゃんのお友達が何人かきてるんだって?」
「うん。順番に私のことを紹介してもらうね」
「どうも。前回に引き続き今回もやって来ました。某特務官の者です。 希望さんは、そうですね。 普段の振りまく笑顔や行動は優しいのですが、たまに毒を吐くところがあります。しかも半分無意識なんですねぇ」
「そう言うところも、チャーミングだなって思う?」
「思いません」
「あらら……残念」
「じゃあ続いての方、お願いします」
「失礼するよ」
「……誰!? このおっさん!?」
「私の婚約者なの」
「マジで!?」
「と言うことはないよ。ね?」
「彼女は教養もあり、目上の者に対する礼儀もしっかりとしている。 最近の若者にしては、実によく出来た女性と言えるだろう。それでは失礼する」
「あ、ありがとうございました。なんかすげぇ人が出てきた気がするけど、次の人お願いします!」
「やぁ。今日はこの場に呼んでくれてありがとう」
「またおっさん出てきた!?」
「希望くん、僕は何を話せばいいのかな?」
「私について、思ったことなんでもいいですよ?」
「そうだね……島津くんと仲がよかったことには、正直驚いたよ。 まさか君と島津くんが知り合っていたなんてね」
「な、なんか意味合いの深そうな話……」
「いや何、ちょっと面白いなと思っただけだよ。 うん、希望くんは中々面白い子だと僕は思う。 堂々とした態度は、いつ見ても感心させられるよ」
「なんか、おっさん連中に好感度が高いね」
「そうかも。私の周りって、年上の人が多いから。
目上の人には敬意を払えってよく言われてるし」
「オレも目上の人だが?」
「あはは、秀隆くんはいつも冗談ばっかり」
「……目上なのに……わざわざ目隠し取って出てきたのに……」
「本当に目上の人は、自分から目上だなんて言わないんだよ秀隆……多分」
「それじゃあ、次の人を―――」
「次はあたしよ!」
「わ、また出た。妨害者」
「ふふんっ。 あたしが再登場した以上、今からあんたの悪口を連発して上げるわ」
「最初から本音モード全開だね」
「ずばり! 希望の悪いところは―――」
「悪いところは?」
「あたしの方がおっぱいが大きくて、魅力的?」
「ま、まぁ確かに。おっぱいの大きさは、凄いと思います……なあ秀隆?」
「ああ、実にけしからんパイオツだ!!!」
「!?」
「!?」
「!?」
「な、何だよ皆。何に驚いてるんだよ」
「ひ……秀隆の表情が――――」
「―――変わった!?」