「レミニィィィィィィィィイ――――」
「セーーーーーーーーーーンスッ!」
「と、言うわけで始まりました第三回! またもや登場の秀隆くんです!」
「オレは攻めていくぜ兄弟! 主人公として堂々と前へ前へ!」
「その心意気は素晴らしいぜ。よし、じゃあ早速アクセラちゃんの紹介に移るとしましょうっ」
「はい。まずは秀隆、お願いしますっ」
「島津家の家事全般を担当するアンドロイドで、普段は秋の面倒を中心に見ている」
「他のアンドロイドと違うところは、ツッコミに長けているところだな」
「それって、自慢するところなのか?」
「ちなみに、厳しいツッコミを入れるのは兄さんに対してだけです」
「それだけオレを特別視してるってことだな」
「多分それ、嬉しくない方の特別視だと思うぜ……?」
「アクセラちゃんって、意外と謎めいてるって言うかさ……こう、色々裏がありそうじゃん?」
「な、なんだよ裏って……」
「例えばホラ、よくあるじゃん。アンドロイドだと思ってたら、実は違った、みたいなさ」
「アクセラは正真正銘のアンドロイドだぞ? おーいアクセラ」
「はい。どうされましたか? 仮性包茎の秀隆様」
「……余計な一文がついてるぞ、余計な一文が」
「余計なのは秀隆様の皮だと思いますが?」
「……帰る」
「ちょ、ちょっと待てよ秀隆。アクセラちゃんの可愛いツッコミだろ?」
「っと、それでさ。ちょっと悪いんだけど……アンドロイドかどうか確かめさせてくれない?」
「はい。よろしいですよ?」
「まずは服を脱がせて―――」
「……ジーッ」
「なんてことをするのは、秀隆だけなんだよな、これが」
「さすがユウキさんですね。良識があります」
「当然さっ」
「…………」
「こちらをどうぞ。私の製造番号等が載っております」
「あ、本当だ。しかも倉屋敷製だし。ちょっとだけ型は古いけど本物だなぁ」
「だから言ったろ。アクセラはアンドロイドだって」
「じゃあ改めて、アンドロイドってどんな気分?」
「どんな、と申されましても……アンドロイドがどのような気分か、と言うことは私に理解することは難しく、説明することが出来ません。申し訳ございません」
「……なるほど」
「絶対よくわかってないだろ……つか、アンドロイドがアンドロイドにどんな気分か聞くのって変な話だな……」
「アクセラは、私にとって掛け替えのない存在です。それだけで十分です」
「ありがとうございます。私にとっても秋様が全てですよ」
「ねえ、オレは? オレは入ってないの?」